ニュース 電子 作成日:2014年2月19日_記事番号:T00048714
19日付電子時報によると、ファウンドリー市場において急速にシェアを拡大していたサムスン電子は、主要顧客のアップルがスマートフォン用中央処理装置(CPU)の20ナノメートル製造プロセス製品で、受託先を同社から台湾積体電路製造(TSMC)に変更するとの見方が出ている上、その他顧客もサムスンへの発注意欲を低下させており、今年はシェア成長が鈍化するばかりか縮小する可能性も出ている。
サムスンはこれまでファウンドリー業務に継続して投資を行い、20ナノ、14ナノプロセス技術の構築、生産能力の急速な拡大に努めてきた。
また同社は、傘下にスマートフォンやタブレット型パソコンおよびその他3C(コンピュータ、通信、家電)製品ブランドを抱えることをファウンドリー業務の強みとしてきたが、最近では末端製品市場でアップルをはじめ競合他社が相次いで反撃を開始しており、いったん自社ブランド末端製品のシェア成長が鈍化すれば、生産ライン稼働率に大きな影響が出るとみられる。
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