ニュース 電子 作成日:2014年2月19日_記事番号:T00048715
IC設計メーカー、義隆電子(ELAN)の葉儀晧董事長は18日の業績説明会で、第2四半期から眼鏡型のウエアラブルデバイス(装着型端末)向けタッチコントロールICのサンプル出荷を開始すると明らかにした。観測によると同社はソニーから眼鏡型端末向けICを受注獲得したもようだ。19日付工商時報が報じた。
観測の背景には、ELANが昨年、ソニーのスマートフォンでサプライチェーン入りを果たしたことが挙げられる。
ELANは特定の顧客についてはコメントしないとした上で、2社から眼鏡型端末向けICを受注しており、顧客は下半期から量産に入ると説明した。腕時計型端末向けICも現在、サンプル出荷段階だという。
今年の見通しについて葉董事長は、ノートパソコン、タブレット型PC、スマートフォン、タッチパネルいずれの分野でも好調が見込めると指摘。特にスマートフォン向けICは日本メーカーから1,000万個規模の受注があり、出荷量が前年比2倍の2,260万個に達する可能性もあると述べた。
なお、昨年の売上高は77億9,500万台湾元(約260億円)で前年比6%増、純利益は14億6,700万元で同36%増だった。
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