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迷子犬を見つけ出すアプリ、「找狗網」に注目


ニュース 社会 作成日:2014年2月20日_記事番号:T00048718

迷子犬を見つけ出すアプリ、「找狗網」に注目

 世界貿易中心南港展覧館(台北市南港区)で19日に開幕した、スマート技術のさまざまな応用に関する展示会、「2014智慧城市展(スマートシティエキスポ)」では数多くのモバイル機器向け新型アプリケーションが発表されているが、中でも迷子になったペットの犬を探し出すことのできるアプリ「找狗網」が話題となっている。

 找狗網を開発した瀚亘資訊の葉俊亨総経理は、「自分も飼っていた犬が迷子になった経験があるので、飼い主の不安な気持ちがよく分かる」と語り、愛犬の捜索を手助けしたいと考えて同アプリの制作を思い立ったと説明した。

 找狗網の仕組みは、スマートフォンやタブレット型パソコンに同アプリをインストールしたユーザーが、迷子になっていると思われる犬を見掛けた際にカメラで撮影してアップロードすれば、事前に飼い主が登録しておいた犬の犬種や外見などのデータと自動的に照合し、合致した場合その飼い主に通知されるというもの。

 展示会場で找狗網を試用した女性は「愛犬を探している飼い主にとってとても役に立つし、効率も上がる」と絶賛している。このアプリは3月に無料でダウンロード可能となる予定だが、現在のところアップルのiOS搭載デバイスでのみ利用できる。

 なお100社以上の企業が出展しているスマートシティ・エキスポは22日までの開催(入場料200台湾元)となっており、找狗網の他にも、自動車を運転中にモバイル機器に届いたフェイスブック、LINE(ライン)などのメッセージを読み上げてくれる「iTalkU」(8月に1,200元で発売予定、iOSのみ対応)などユニークなアプリが多く展示されている。