ニュース 政治 作成日:2014年2月20日_記事番号:T00048719
中国の習近平国家主席が18日、連戦・国民党名誉主席と会談した際、「(台湾は)特殊な歴史的経緯から、自らが主人でありたいという強い意識を持っており、台湾の現行の社会制度と生活方式を尊重したい」と語っていたことが、新華社が19日発表した習主席の談話全文で明らかになった。当分の間、台湾が政治的主権を持つ現状を変更せず、統一は段階的に進めることが得策との心理が読み取れる。20日付聯合報が報じた。
「台湾同胞の祖先を敬う心や、素朴さ、頑張る精神に深い印象を持っている」と習主席は語った(中央社)
習主席はさらに、「両岸(中台)の間ではどのような考え方を持っていても交流ができる。世界にはさまざまな問題があり、どれも一挙に解決できるものではないが、話し合うことによって希望が生まれる」と述べた。台湾独立派に対しても前提条件を設けずに対話のドアを開く姿勢を示唆したものなのか注目される。
習主席は一方で、「(日本に)占拠されていた苦難の日々、無数の台湾同胞が鮮血と生命で自身が中国人であり、中華民族という大家族の一員であることを証明した。両岸同胞の運命は一体だ」と述べ、台湾が中国の一部分という原則的立場を強調した。
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