ニュース 商業・サービス 作成日:2014年2月20日_記事番号:T00048727
不況になると口紅が売れるという口紅指数(リップスティック・インデックス)を基に、口紅は今年も2桁成長が見込まれている。口紅指数は、有名化粧品ブランド、エスティローダーのレナード・ローダー前会長の命名で、衣料品と比べると口紅は手頃な値段で購入できるためとみられる。20日付工商時報が報じた。
化粧品業界はインターネット販売やドラッグストアなどセルフ販売の台頭で、百貨店などカウンセリング販売(対面販売)の昨年業績は60億台湾元(約200億円)と、前年比5~8%減少した。うち10%を占めるアイメイク製品(マスカラ含む)の業績は前年と変わらなかったが、同15%の口紅(リップグロス含む)は前年比10%増、ファンデーション(リキッド、パウダーなど)は同20%増だった。
台湾の女性は皮膚に直接付ける口紅やファンデーションなどはブランドを重視し専門カウンターで購入することが多いが、ファンデーションの上に重ねるアイシャドーなどは日韓ブランドのネット販売やセルフ販売を利用することが多いためのようだ。
口紅はシャネル、クリスチャン・ディオール、エスティローダーの3ブランドが市場シェアの過半を占めた。百貨店の関係者は、1,000元程度の口紅は化粧品ブランドを利用するきっかけになると指摘した。
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