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3大科技園区の13年生産額、過去最高を更新【表】


ニュース その他分野 作成日:2014年2月20日_記事番号:T00048728

3大科技園区の13年生産額、過去最高を更新【表】

 行政院国家科学委員会(国科会)が19日発表した3大科学園区に進出する企業の2013年売上高は前年比9.2%増の2兆1,875億台湾元(約7兆4,000億円)で、過去最高を更新した。20日付経済日報が報じた。


右から顔宗明・竹科局長、陳俊偉・南科局長、王永壮・中科局長。3大科学園区の就業者数も25万人を超え、過去最高となった(19日=中央社)

 内訳は、▽新竹科学工業園区(竹科)、1兆1,125億元(前年比5.1%増)▽中部科学工業園区(中科)、4,599億元(同42.2%増)▽南部科学工業園区(南科)、6,151億元(同1.1%減)──。

 竹科は通信関連が伸び悩んだが、半導体、光電、パソコン、精密機械、バイオテクノロジーなどは軒並み成長を見せた。

 中科は、入居企業の工場が相次いで完成し量産に入った他、モバイル機器の需要増、IC設計の28ナノメートル製造プロセス採用で、受注が好調だった。

 一方、南科は40ナノプロセス中心で、価格下落や顧客の在庫調整の影響を受けた。今後16、20ナノプロセスが量産に入れば成長が期待できる。

 今年の見通しは、▽竹科、最大1兆1,600億元▽中科、4,800億~5,000億元▽南科、6,500億元──で、前年より合計1,000億~1,200億元増の予測だ。