ニュース 電子 作成日:2014年2月20日_記事番号:T00048741
中国企業がIC設計分野への進出を加速しており、今後台湾企業にとって脅威となる可能性が高まっている。
20日付電子時報によると、中国では最近、複合企業の紫光集団(北京市)がIC設計の鋭迪科微電子(RDA、上海市)や携帯電話用チップの展訊通信(スプレッドトラム)を買収し、IC事業を強化する姿勢を示した。また、台湾のIC設計大手、威盛電子(VIAテクノロジーズ)は中国国有企業の上海聯和投資と合弁会社を設立し、CPU(中央演算処理装置)技術の開発に乗り出した。
中国政府は半導体産業の戦略的重要性を認識しており、IC設計分野で独自の開発能力強化を図るため、資金、人材などを集中的に投入する構えだ
台湾のIC設計業界関係者は「中国はIC設計産業の再編を進めている。現在は人材と技術の育成段階にあり、短期的に台湾メーカーと競合することはないが、最近は中国のIC設計業界が人材と資金を吸い寄せている」と述べ、台湾のIC設計産業がレベルアップを図れなければ、3~5年後に中国メーカーに追い付かれると指摘した。
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