ニュース 電子 作成日:2014年2月20日_記事番号:T00048743
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)が19日発表した2013年第4四半期の連結業績は16億1,000万台湾元(約54億円)の最終赤字で、2001年10月の上場以来で初の赤字となった。同社は同日、処長クラスで10%、副総経理クラス以上で20%の減給を発表した。20日付工商時報などが報じた。
第4四半期連結売上高は418億8,300万元で前期比42.1%増だったものの、価格競争激化で営業利益は1億8,500万元しか出ず、資産減損など特別損失が14億2,000万元に上り、大幅な赤字に転落した。
昨年の連結売上高は1,590億7,000万元、純利益は71億8,900万元だった。
劉詩亮財務長は、非需要期で顧客が在庫調整を行うため、第1四半期は売上高が前期比40%減少すると予測。2月は谷底で3月から回復に向かうが「上半期は向かい風が続く」と述べた。
今年の設備投資は150億元で、うち80億~90億元は中国・福建省平潭の第5.5世代工場に、30億~40億元をタッチ・オン・レンズ(TOL)タッチパネル生産能力拡大に充てる。
孫大明総経理はコスト削減のため、低価格製品に注力すると述べた(19日=中央社)
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