ニュース 金融 作成日:2014年2月21日_記事番号:T00048753
金融監督管理委員会(金管会)保険局の施瓊華・主任秘書は20日、「生命保険会社8社から申請を受けている人民元建て従来型生命保険商品の販売に関する審査が既に完了し、現在、書類の提出および説明を待っている状況で、間もなく相次いで認可が下りる見通しだ」と明らかにした。これを受けて21日付工商時報は、早ければ3月中に台湾初の人民元建て従来型生命保険商品が発売されるとの見方を示した。
今回、人民元建て従来型生命保険商品の発売に向けた審査が完了したのは▽新光人寿保険▽中国人寿保険(チャイナ・ライフ・インシュアランス)▽中国信託人寿保険(CTBCライフ)▽国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)▽富邦人寿保険▽全球人寿保険(トランスグローブ・ライフ、TGL)▽三商美邦人寿保険(マーキュリーズ・ライフ・インシュアランス)▽合作金庫人寿保険──の8社。この他▽台湾人寿保険▽南山人寿保険▽第一金人寿保険▽保誠人寿保険──の4社も既に申請を行っており、現在審査が行われている。
業界関係者によると、人民元建て保険商品の販売額は年間総額400億〜800億人民元(約6,700億〜1兆4,000億円)に制限されている他、人民元の為替レート上昇予測、利回りの高さなどが要因となり、人民元建て従来型生命保険商品は発売後、短期内で売り切れとなる見込みだ。
なお、人民元建て投資型保険商品の販売については、昨年2月に金管会から認可が出ている。
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