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解熱鎮痛剤のパナドール、3月から最大50元値上げ


ニュース 医薬 作成日:2014年2月21日_記事番号:T00048758

解熱鎮痛剤のパナドール、3月から最大50元値上げ

 英大手製薬会社、グラクソ・スミスクライン(GSK)は3月1日から、同社の解熱鎮痛剤「普拿疼(パナドール)」の希望小売価格を「普拿疼膜衣錠(フィルムコート錠)」で1箱当たり25~50台湾元(約84~170円)、「普拿疼加強錠(エキストラ錠)」で同10~30元引き上げる。21日付中国時報が報じた。

 GSKは同製品の製造をアイルランド、梱包をマレーシアでしており、世界的な原油、電気価格上昇とマレーシアの人件費が2割以上高騰したため、やむを得ず値上げを決定したと説明。ただ、あくまでも希望小売価格のため強制性はなく、価格設定は自由だとしている。 

 なお、台北市薬師公会(TPA)の沈采頴理事は、昨年使用された非処方薬6,000万錠のうち、パナドールが4割を占めたが、成分の同じ解熱鎮痛剤は他社も出しているため影響は小さいと指摘した。