ニュース その他製造 作成日:2014年2月21日_記事番号:T00048759
21日付電子時報によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)傘下でCIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)薄膜太陽電池を生産する台積太陽能は、技術面で大きな進歩を達成したこと、および太陽電池市場の景気好転を受けて受注が満杯となっているもようだ。こうした中、同社は今年第4四半期までに生産能力を現在の40メガワットピーク(MWp)から120MWpまで拡充する計画とされる。
2011年に太陽電池市場に参入したTSMCは当初、12年に量産を開始した後、3年以内に生産能力を300〜500MWpまで拡充することを目標に掲げた。しかし、その後業界全体で再編の動きが起きたことで計画は先送りされることになった。
現在、台積太陽能が増産を計画しているとの観測が出ていることについて業界関係者は、「市況および技術面での見通しが立っていなければ、これほどの大規模な拡充はあり得ない」と指摘している。
観測が事実であればTSMCの利益拡大が予想されるが、同社広報部は「財務に関することにはコメントしない」と回答した。
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