ニュース 電子 作成日:2014年2月21日_記事番号:T00048767
発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)は20日、米国での「LED金属化製造工程技術」をめぐる日亜化学工業との特許紛争で、同特許の無効を求める日亜化学の主張が米国特許商標庁(USPTO)に認められたことを受けて、連邦巡回控訴裁判所(CAFC)に上訴する方針を示した。21日付経済日報が報じた。
USPTOは11日付の最終決定書において、日亜化学がエバーライトの米国特許(6,653,215号)を無効と証明する十分な挙証責任を果たしたため、同特許は無効であり、登録抹消する判断に至ったと説明した。これに対しエバーライトは「上訴して顧客や株主の権益保護に全力を期す。米国で販売している当社の製品に影響はない」との考えを示した。
同社は2012年4月に、米国で販売している住宅用照明、街灯、スポットライトなどのLED製品が特許権を侵害されたとして、日亜化学を相手取り、米国での製造、使用、販売、販売勧誘、輸入差し止めおよび損害賠償を求め、米ミシガン州東部地区連邦地方裁判所に提訴した。これに対し日亜化学は同年9月、エバーライトの同特許は無効だとしてUSPTOに当事者系レビュー(IPR)を申請していた。
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