ニュース 電子 作成日:2014年2月21日_記事番号:T00048768
IC設計の聯発科技(メディアテック)と晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)の合併計画に関するインサイダー情報を利用し、メディアテック株を売却する一方、Mスター株を購入したとして、台北地方法院検察署は20日、両社の幹部ら6人を起訴した。21日付工商時報が伝えた。
起訴されたのは、メディアテックの中国地区責任者、呂向正容疑者やMスターのエンジニアなど6人。うち呂容疑者は2012年5月24日に両社が合併に向けた機密保持契約書を結んだ直後、売買注文を出していた。
インサイダー取引では、他人名義で取引を行うなど、偽装工作が行われることが多いが、6人のうち呂容疑者が自身の名義で売買注文を出していたため容易に発覚した。呂容疑者は容疑を認め、不法利得125万台湾元(約420万円)余りを自主的に検察当局に引き渡したという。
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