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映画「KANO」嘉義で先行上映、パレードに6万人


ニュース 社会 作成日:2014年2月24日_記事番号:T00048775

映画「KANO」嘉義で先行上映、パレードに6万人

 日本統治時代の1931(昭和6)年に嘉義農林学校(嘉農、国立嘉義大学の前身)が甲子園で準優勝を果たしたストーリーを描いた映画「KANO」(馬志翔監督)が27日の封切りを前に作品の舞台となった嘉義市で22日に先行上映され、推定6万人の市民が通りを埋め尽くし、当時の凱旋パレードを再現した。23日付自由時報が伝えた。


主演の永瀬正敏(右)は「KANO」の撮影時期が昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日台戦と重なり、試合終了後には涙を流したという(22日=中央社)

 映画の出演者や製作陣は、台湾鉄路(台鉄)の貸切列車で嘉義に到着し、黄敏恵嘉義市長がホームで一行を出迎え、嘉農野球部の近藤兵太郎監督を演じた俳優の永瀬正敏さんらに花束を手渡した。

 その後、「嘉農ナイン」は嘉義市の目抜き通り、中山路を中心部の噴水ロータリーまでパレードした。沿道を埋めた市民は小旗を振って歓迎。噴水ロータリーの周辺では、当時のエース投手、呉明捷の彫像の除幕式も行われた。

 先行上映は嘉義市立野球場で行われ、上映前には嘉農の同窓生らが校歌を高らかに歌った。