ニュース 運輸 作成日:2014年2月24日_記事番号:T00048784
中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)はこのほど、長年にわたり台湾が中国に呼び掛けている、中国人航空旅客による台湾経由・第三国への乗り継ぎ解禁について、「実現性の検討に同意する」と初めて前向きな姿勢を示した。22日付聯合報が報じた。
中台間に直航便が就航して以来、台湾住民が中国経由でヨーロッパなどへ乗り継ぐことに制限は設けられていないが、中国側は台湾での乗り継ぎを認めていない。
業界関係者によると昨年、中国発米国行きの旅客だけで180万人に上り、その6割がソウル、東京、香港経由だったという。台湾からは既に中国54都市を結ぶ直航便が毎週828便運航されているが、「乗り継ぎ商機」の恩恵は受けていない。
台湾の対中国窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の張顕耀・副董事長は「台湾の航空産業にとって大きな一歩」と語ったが、具体的な解禁スケジュールについては「中国側の調整に一定の時間を要する」との見方を示した。
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