ニュース 運輸 作成日:2014年2月24日_記事番号:T00048785
東芝は21日、2015年末までに開業予定の台湾高速鉄路(高鉄)の新駅(苗栗駅、彰化駅、雲林駅)向けの放送システムなどを受注したと発表した。受注したのは、放送システムの他に案内表示装置、信号制御システム、変電システム、保守管理システムなどで受注額は約28億円。
00年に日本企業連合が受注した高鉄プロジェクトで、東芝は車両の電気品や変電システム、運行管理システム、通信システム、保守管理システムなどを担当した。12年5月には、川崎重工業と車両4編成48両を受注した他、13年7月に台北駅と南港駅を結ぶ南港延伸プロジェクトにおける変電システムなどを三菱重工業と受注した。今回、これらの実績や設備・システムの信頼性が評価され、東芝の単独受注につながった。
高鉄は、台北~高雄間(345キロメートル)を最速90分で結ぶ鉄道として07年1月に営業運転を開始した。16年には今回の3駅に加え台北駅から南港駅への延伸工事が完了予定で、台湾経済のさらなる活性化に大きな役割を果たすと期待されている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722