ニュース 商業・サービス 作成日:2014年2月24日_記事番号:T00048789
台中市の逢甲商圏では海外からの観光客が増え、周辺の宿泊施設が足りない状況となっていることから、商機獲得に向けホテルや旅館の営業許可申請、開設準備が相次いでおり、今後数年で20軒以上が新規オープンする見通しとなっている。なお、同商圏の主要観光スポット「逢甲夜市」には、週末や祝日は1日10万人以上の人出があるという。24日付工商時報が報じた。
8億台湾元(約27億円)を投じて逢甲商圏に設置され、3月14日にオープンを予定する星享道酒店(インスカイホテル)は、客室数86室、宿泊料金は3,388〜8,800台湾元(約1万1,000円〜2万7,000円)で、比較的宿泊予算の高い35〜50歳がターゲットだ。
また同ホテルは400台分の平面駐車場を備え、駐車スペースの少ない同商圏では大きな強みとなりそうだ。なお、春節(旧正月)前に実施したプレオープンでは満室となった。
また、エコノミーホテル「昭盛52行館」を運営する昭盛実業も、1億5,000万元を投じて逢甲商圏に「7−Hotel」を今夏にオープン予定だ。客室数は60室で、平均宿泊料金は2,600元以上。おしゃれな雰囲気で若年層を取り込む狙いだ。
なお、同商圏のホテル業者の推計では、日割りで宿泊サービスを提供するアパートが計1,000室以上存在し、ホテル業界と商機を争っている。
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