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モバイル端末コネクター、規格統一で鴻海などに恩恵【表】


ニュース 電子 作成日:2014年2月24日_記事番号:T00048791

モバイル端末コネクター、規格統一で鴻海などに恩恵【表】

 USBの規格化団体「USBインプリメンターズ・フォーラム」(USB−IF)がスマートフォンやタブレット型パソコンなどあらゆるモバイル端末のコネクター規格を統一する見通しで、早ければ来年にも新規格「Type C」(仮称)に1本化される。台湾では▽鴻海精密工業▽正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)▽宣徳科技(スピードテック・エナジー)▽連展科技(アドバンスド・コネクテック、ACON)──などが恩恵を受けそうだ。24日付経済日報が報じた。

 「Type C」は小型で持ち運びに便利な上、裏表どちらでも接続口に挿入可能。業界予測では、来年のモバイル端末の世界出荷台数は15億台以上とされ、コネクター規格統一により両端合わせて30億個の新端子が必要となる。端子1個当たりを1.5〜2米ドルとすると最低でも45億〜60億米ドルの商機が生まれる計算だ。

 なお、アップルやグーグルは今年第4四半期から一部新製品で「Type C」を採用すると見られている。