ニュース 電子 作成日:2014年2月24日_記事番号:T00048792
第4世代移動通信システム(4G)事業免許を取得した台湾之星移動電信は、近く60億台湾元(約200億円)の増資を計画しており、正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)の郭台強董事長と国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)が引き受けに意欲を示している。台湾之星は今回の増資で3月中旬にも資本金が120億元に、年末には180億~200億元まで増え、業界最大になるとみられている。24日付経済日報などが報じた。
郭董事長は、個人名義で出資比率10%を超えない範囲とし、今後の販売提携が視野にあると出資意欲を認めた。国泰金控は、通信産業の見通しが明るいためで、法令の関係で子会社の出資になりそうだが、出資比率など詳細は未定と説明した。台湾之星は増資後も、頂新国際集団の魏応交董事長一族の出資比率が50~60%と最多を占める見通しだ。
台湾之星の厳偉誠副董事長は工商時報のインタビューで、4Gサービスは買収する威宝電信(ビボテレコム)ブランドでなく、台湾之星か新ブランド名を使用すると述べた。ビボテレコムは現在市場シェア3~4%だが、台湾之星は今後1~2年でユーザーを50万件獲得し市場シェア10%を目指す。直営店は現在の100店から4G旗艦店4店を含む150店に、加盟店は220店から300~350店に増やす計画だ。
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