ニュース 電子 作成日:2014年2月24日_記事番号:T00048793
24日付電子時報によると、デルがパソコン部門の大幅な再編を進めており、米テキサス州オースティン本社に抱える研究開発(R&D)拠点(ADC)を縮小し、一部リソースを台湾(TDC)に移転するとの観測が出ている。同紙は先ごろ、東芝もノートPCのR&D本部を台湾に移転させることを計画していると報じており、今後、台湾のR&D人材が両社に吸収される可能性があるとして注目が集まっている。
業界関係者によると、デルのTDCは最近、グーグルのクロームOS(基本ソフト)を搭載した「クロームブック」を含むノートPCおよびタブレット型PC関連人材を中心に新規採用を進めているという。
世界的大手PCブランドが相次いで開発部門を海外へ移転させるとの観測について業界関係者は、大手ブランドにとって既にPCが最重要製品ではなくなっている上、PC市場では利益計上が非常に難しく、開発コストを抑制せざるを得ない状況にあると指摘した。
こうした中、台湾はハードウエア開発に関する豊富なリソースを抱え、技術力も高く、有効にコストを抑えられるとして白羽の矢が立ったもようだ。
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