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光学薄膜成形装置のオプトラン、台中工場が竣工


ニュース 電子 作成日:2014年2月24日_記事番号:T00048796

光学薄膜成形装置のオプトラン、台中工場が竣工

 光学薄膜成形装置を生産するオプトラン(本社・埼玉県川越市、孫大雄社長)が昨年設立した台湾子会社、光馳科技が22日、台中工業区で工場の竣工式典を行った。経済部投資業務処によると、投資額は1億台湾元(約3億4,000万円)で、50~100人分の就業機会を創出する見込みだ。中央社などが報じた。

 オプトランは薄膜用蒸着装置の世界市場シェアが20%以上で、台湾市場シェアは50%以上。世界で光学薄膜の高性能コーティング装置需要が高まる中、スマートフォン、タッチパネル向け薄膜などの需要が拡大する台湾をアジアの製造拠点として選んだ。

 経済部投資業務処によると、新工場ではスマートフォン用光学薄膜成形装置や車載用レンズ、薄膜バッテリーのコーティング装置など、電子製品に不可欠な設備を製造する。今後、台湾のタッチパネルなど光学部品産業にとって、迅速な高品質設備の調達、生産コスト低減が見込め、国際競争力向上が期待できるという。