ニュース 電子 作成日:2014年2月24日_記事番号:T00048798
タッチパネル最大手、宸鴻科技集団(TPKホールディング)はアマゾン・ドット・コムが準備している7インチの低価格タブレット型パソコン(コードネーム「KC6」)にカバーガラス一体型OGSタッチパネルが全面採用されたようだ。昨年の「キンドル・ファイア」シリーズはTPKと勝華科技(ウィンテック)が受注を分け合っていた。TPKは今回の市場観測に対しノーコメントとした。24日付工商時報が報じた。
アマゾンは「KC6」で初めて聯発科技(メディアテック)の半導体チップを採用し、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の受託生産で、第2四半期末から量産し、出荷台数は300万台とみられている。アマゾンは例年9~10月に新製品を発表する。
アマゾンは昨年の主力、ミドル~ハイエンドの「キンドル・ファイア」シリーズの販売が伸びず、出荷量も減少しているため、今年は低価格機種に方向転換するようだ。TPKも従来のハイエンド路線に加え、昨年下半期に低価格ソリューション参入で、市場シェア回復を目指すと表明しており、今回の受注につながった。
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