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作成日：2008年1月10日_記事番号：T00004880
台北101、ＴＭＤ参観で1.5億元の増収狙う
台北101は９日、87～92階の中央部の吹き抜け空間に吊設された、風による振動を緩和し、ビルのバランスを保つチューンド・マス・ダンパー（ＴＭＤ）の参観開放を発表した。これにより、今年の入場料売上高は、前年比９％増の６億台湾元（約20億円）を突破したい考えだ。10日付工商時報が報じた。
従来の世界最大のＴＭＤのほか、１億元を投じて新たに製作されたＴＭＤ同様の金色球体「ダンパー・ベイビー」も吊設され、これらが88階から参観できる。一般入場券350元のほか、追加料金100元が必要だ。サンリオファーイーストとのコラボレーションによる「ダンパー・ベイビー」関連グッズも販売する。
2007年の展望台入場者数は延べ110万人で、入場券や関連グッズなどの売り上げ合計は５億5,000万元だった。
