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初任給アンケート、建設・不動産が3.4万元で最高


ニュース その他分野 作成日:2014年2月25日_記事番号:T00048806

初任給アンケート、建設・不動産が3.4万元で最高

 大手求人求職情報サイト、1111人力銀行が昨年3万人以上の求職者を対象に行った業界別の初任給アンケート調査によると、最高は建設・不動産業で平均月3万4,000台湾元(約11万5,000円)余りだった。次いで情報・ハイテク、医療・環境が3万〜3万4,000元と好条件だった。25日付蘋果日報が報じた。

 1111人力銀行はアンケート結果について、「長期低迷傾向にある給与水準は改善されておらず、初任給の高い業界や職業は1年前と比べて変化がない」と指摘した。

 建設・不動産業の平均初任給を引き上げているのは不動産仲介業で、最近大手各社は「初任給5万元、9カ月保障」をうたって人材を集めている。ただ1111人力銀行によると、初任給は高いものの保障期間を過ぎたら低い基本給と高いコミッションの給与体系に変更させられ、結果を出さない限り生き残りは難しいという。

 大手仲介業者の住商不動産も、「初任給は高いが、労働時間は長くストレスも大きいため離職率はかなり高い」と説明した。