ニュース 商業・サービス 作成日:2014年2月25日_記事番号:T00048815
カジュアル衣料大手のユニクロが2010年10月に台湾に進出して3年以上が経過し、地方都市への出店攻勢を強める中、市場を奪われた台湾、香港の低価格カジュアル衣料ブランドがユニクロとの差別化を図り戦略変更を進めている。25日付工商時報が報じた。

台湾の低価格カジュアル衣料市場で最多の220店を誇る香港の「Hang Ten(ハンテン)」は、依然中南部では優勢だ。ハンテンはユニクロの台湾進出当初から商品やマーケティング戦略の調整を進めており、ベーシックなデザインのユニクロに対し、より低年齢層向けの製品に注力している他、もともとのサーフブランドのイメージを押し出していると説明した。
同じく香港の「GIORDANO(ジョルダーノ、175店)」、「bossini(ボッシーニ、80店)」は共にアニメキャラクターなどで若者や親子向けに注力する戦略で差別化を進めた。
一方台湾発で110店を構える「NET」は多品種少量生産および、販売までのサイクルを短期化した他、百貨店やショッピングモールに入居する店舗の大改装を昨年行い、業績面で成果が出ているという。
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