ニュース 商業・サービス 作成日:2014年2月25日_記事番号:T00048816
遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下、太平洋崇光百貨(太平洋そごう百貨)は、中国の百貨店市場で過当競争が見込まれるとして、業界再編が完了するまで、中国での店舗用地の取得をスローダウンさせる方針だ。25日付経済日報が伝えた。
中華民国百貨小売企業協会理事長を兼務する黄晴雯太平洋そごう董事長は24日、中国政府が商業施設への投資を奨励した結果、四川省成都市で商業施設の面積が50%増えたことを例に上げ、「市場がブルーオーシャン(競合がない市場)からレッドオーシャン(競争が激しい市場)に変化しており、今後5年間で多くの業者が市場から撤退し、店舗スペースを放出するとみられる」と指摘した。
太平洋そごうは、中国四川省の成商集団と合弁で展開していた太平洋百貨成都春熙店が店舗接収騒動で閉店に追い込まれた影響で、昨年中台双方を合計した税引き前利益が前年比約28%減の15億9,000万台湾元(約54億円)に落ち込んだ。
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