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中鴻鋼鉄、3月域内価格を据え置き【図】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年2月25日_記事番号:T00048819

中鴻鋼鉄、3月域内価格を据え置き【図】

 中鴻鋼鉄は24日、3月の台湾域内向けオファー価格を全製品で据え置いた。春節(旧正月)後の中国で公共・民間工事の大幅増がなく市場全体の需要が乏しいほか、1月、2月と2カ月連続で価格を引き上げていたため現状では再値上げの余地がないと判断した。4月の域内価格は中国と海外市場の動向を見て決める方針だ。25日付工商時報が報じた。 

 中鴻鋼鉄は一方、4月の輸出向けオファー価格を熱延で1トン当たり5〜10ドル引き上げた。東南・東北アジア市場が安定しており、北米などでも市況が悪くないためだ。 

 なお、中鴻鋼鉄の熱延価格は親会社の中国鋼鉄(CSC)を上回っていることから、CSCは26日に4〜5月の域内価格を引き上げるとの市場予測も出ている。製管・裁断業界向けでは1トン当たり300台湾元(約1,000円)の引き上げが行われる可能性もある。