ニュース 建設 作成日:2014年2月25日_記事番号:T00048820
不動産開発の台湾土地開発(台開、TLDC)は24日、「TRON(トロン)の父」と呼ばれる坂村健・東京大学教授との提携によるスマートハウス「u-home」を花蓮県の花蓮光華楽活創意園区で年内に300戸開発すると表明した。坂村教授はトロンの生みの親として知られ、トロンは今や自動車や家電などに必須の無償の組み込み型OS(基本ソフト)となっている。25日付工商時報などが報じた。
坂村教授(左)は台開集団50周年のフォーラムで「スマートソサエティ」をテーマに講演した(中央社)
台開はスマートハウスについて、家屋内に入ればセンサーが反応して電気が付いたり、最適な室温に調整したり、不在時にも来客をモニターで確認できると説明した。坂村教授は、トロンはパソコンやスマートフォンのOSとは異なり、89年の初代スマートハウスから照明やトイレ、健康管理や植物の世話などをカバーし、注目されていると述べた。
邱復生台開董事長は、坂村教授との提携は5年以上で、台北市重慶南路の台開ビルに「u-home」体験館が既にあると説明。花蓮に続いて、同社が進める金門県、新竹県北埔郷、南投県草屯鎮の開発案件でもu-homeを展開すると述べた。
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