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製造業の付加価値率向上、28%目標=経済部長


ニュース その他製造 作成日:2014年2月25日_記事番号:T00048821

製造業の付加価値率向上、28%目標=経済部長

 張家祝経済部長は24日、総統府への報告で、産業構造の転換は一刻の猶予も許されず、製造業の付加価値率向上は必須で、現在の20%から2020年に28%まで引き上げると目標を示した。25日付経済日報が報じた。


張経済部長は、台湾経済発展の課題は長期的な域内投資不足と輸出競争力の弱さと指摘した(24日=中央社)

 張経済部長は、台湾の経済成長は製造業に過度に依存しているが、付加価値率が低く、核心技術の大部分は海外からの輸入だと指摘した。研究開発(R&D)費用が十分でなく、ブランド力が弱いと述べた。

 こうした現状を踏まえ、産業構造の転換を加速し、中堅企業の発展を促進するため、▽従来型産業の改革▽主力産業の強化▽新興産業の育成──を主軸に、▽製品のレベルと価値向上▽サプライチェーンの完備▽ソリューション力の確立▽新興産業の推進加速──の戦略を掲げた。