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作成日：2008年1月10日_記事番号：T00004883
中国からの砂輸入、春節前後に再開へ
中国商務省は、一時中断している台湾への砂や砂利の輸出再開に向け、輸出企業の資格条件を定めた。商務省は近く、条件を満たした企業のリストを公表するとみられ、早ければ春節（旧正月）前後にも台湾への砂や砂利の輸出が数量を限定する形で再開される見通しとなった。10日付経済日報が伝えた。
台湾は中国から毎年2,000万立方メートルの砂や砂利を輸入してきたが、中国は昨年３月に環境保護を理由に台湾向け輸出を禁止し、台湾では砂と砂利が高騰していた。その後、台湾企業による働きかけで、中国商務省は昨年11月に輸出再開を検討する立場を示し、台湾砂石輸入協会など民間団体と協議を進めてきた。この結果、中国政府は昨年末に輸出企業の資格条件、輸出許可証の発給などに関する規定を発表していた。
台湾側業者は、中国商務省が企業リストを発表するのを待って、中国企業と契約を交わす構えだ。
