ニュース 金融 作成日:2014年2月26日_記事番号:T00048836
市中銀行が中国銀行台北支店に人民元を預ける際の預金金利(1年物)が先週の4.3%から今週は4.0%まで低下しており、年3.0~3.5%の高金利を掲げている市中銀行は金利見直しが避けられない見通しだ。26日付経済日報が伝えた。
人民元清算行である中国銀行台北支店は、市中銀行から受け入れる人民元定期預金の金利を毎日調整している。銀行業界幹部は、中国国内で資金不足が緩和傾向を示し、高金利で人民元資金を吸い上げる必要性が低下したため同行が金利を下げたと分析している。
また、中国人民銀行(中央銀行)がホットマネー(投機的資金)の流入を防ぐため、人民元の安値誘導を継続すれば、金利水準はさらに低下するとの見方もある。人民元の対米ドル為替レートは25日、6日続落となり、終値は前日比0.0282元の元安・ドル高の1米ドル=6.1266元だった。人民元相場は昨年、2.9%上昇した後、年初からは1.2%の下落に転じている。
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