ニュース 電子 作成日:2014年2月26日_記事番号:T00048848
カナダのスマートフォン大手、ブラックベリーは25日、スペインで開催中の移動通信業界の国際見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」において、インドネシア市場向けに開発した新機種「BlackBerry Z3」を発表した。同製品は昨年末に戦略提携を結んだ鴻海精密工業と協力して開発した初の製品で、ブラックベリーのジョン・チェン最高経営責任者(CEO)とともに発表会のステージに立った郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海董事長は「ブラックベリーの復活を100%確信している」と自信を見せた。26日付工商時報が報じた。
郭董事長はブラックベリーとの提携について、「2代前のCEOの時代に提携協議を開始したが、当時同社は過去の栄光に浸り、決定が遅かった」と語った上で、昨年12月に提携契約を結んだ後、わずか3カ月で最初の製品を完成させたと強調した。
なお第3世代移動通信(3G)対応の「BlackBerry Z3」は4月にインドネシアで発売を予定しており、価格は200米ドルを下回る見通しだ。将来的には4GのLTE対応版の世界発売も計画している。
このほか郭董事長は、ブラックベリーとの提携は携帯電話にとどまらず、「モノのインターネット」、自動車などの分野にも拡大する考えを表明した。
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