ニュース 電子 作成日:2014年2月26日_記事番号:T00048850
市場調査会社ウィッツビュー・テクノロジーによると、ソニーは今年のテレビ用液晶パネル調達でサムスン電子からの調達比率を昨年の48.5%から今年は35~38%まで削減し、サムスン依存からの脱却姿勢を鮮明にした。一方、友達光電(AUO)からは昨年の25%から今年は30%まで引き上げた。ソニーの総調達枚数は550万枚に上り、超高解像度4K2Kパネルや曲面型テレビ用パネルについては主に台湾メーカーから調達する見通しだ。26日付工商時報が報じた。
ソニーとサムスンはかつて合弁でパネルメーカー、S-LCDを立ち上げたものの、パネル価格が高く、ソニーのテレビ事業は長年赤字に陥った。そのため、同社は2011年に出資を引き揚げ、AUOとの提携を強化してきた経緯がある。
ウイッツビューの劉陳宏・研究協理は、ソニーは調達戦略を大きく変更したと指摘。サムスンへの依存度を徐々に減らし、その分台湾メーカーからの調達を増やした他、今年は中国パネルメーカーの競争力向上や同国市場での販売拡大に向け、初めて京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)からも2~5%調達すると説明した。
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