ニュース 電子 作成日:2014年2月26日_記事番号:T00048851
通信キャリアのKDDI、中華電信、香港テレコミュニケーション(HKT)、韓国のSKプラネットの4社は25日、「アジアNFC(モバイル近距離無線通信)アライアンス」を設立した。今後、▽NFCタグの仕様の共通化▽共通ブランドマーク▽プラットフォームの連携・共通化──を検討していく。将来的に1台の携帯電話でアジア圏でのモバイル決済や観光ガイド情報の取得、電子クーポンの利用などができる見通しだ。26日付工商時報が報じた。
林総経理(中)は、アジア圏内におけるシームレスなNFCサービスを実現すると語った(中華電信リリースより)
アジアNFCアライアンスは3段階の発展目標を掲げており、まず、各国・地域のNFC技術の互換性と多様性について確認を行う。第2段階としてアジア太平洋地域のNFC産業に情報プラットフォームの提供を行い、最終的に多数の国際提携パートナーや加盟企業を通じて、各国・地域のNFCサービスの成熟、イノベーションの促進を図りたい考えだ。
同アライアンスは世界220カ国、関連企業800社以上が参加する業界団体、GSMアソシエーションも賛同しており、通信キャリア間の連携強化による全世界のNFCサービスの仕様標準化も視野に入れる。
なお、アジアNFCアライアンスの初代代表には林国豊・中華電信行動通信分公司総経理が就任した。
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