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PSS基板供給ひっ迫、リジッドテックがQ2値上げか


ニュース 電子 作成日:2014年2月26日_記事番号:T00048854

PSS基板供給ひっ迫、リジッドテックがQ2値上げか

 発光ダイオード(LED)輝度を30~50%向上させるパターン化サファイア(PSS)基板の供給不足が2~3割に上るとして、鋭捷科技(リジッドテック)が25日、第2四半期に値上げする可能性を示した。特にサプライヤーが少ない4インチ製品の価格引き上げを優先する。26日付工商時報が報じた。

 同社によると、LED業界は第1四半期が非需要期だが、LEDメーカーのMOCVD(有機金属気相成長法)装置の稼働率は80〜90%と依然高い。需要期の第2〜3四半期もLED照明市場が拡大し、LED大手のPSS基板発注は倍増するとの見方だ。

 同社の顧客のうち晶元光電(エピスター)が売上高の50%を占め、中国は主に広東徳豪潤達電気、華燦光電(HCセミテック)だ。

 同社は昨年末から生産能力増強に動き出した。今年5月に新工場を稼働する計画で、フル稼働となる観測の年末には同社の生産能力が現在の40万〜45万枚(2インチ換算)から120万~130万枚に達し、台湾最大となる見通しだ。