ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

政府組織再編で内閣改造、6人就任


ニュース 政治 作成日:2014年2月27日_記事番号:T00048863

政府組織再編で内閣改造、6人就任

 行政院は26日、政府組織再編に伴う新官庁発足に合わせ、内閣改造を実施した。27日付工商時報が報じた。


新環保署長の魏国彦氏は、環境保護団体から立場が政府寄りだと懸念されている(26日=中央社)

 新官庁トップよりも注目されたのは、前日に更迭された李鴻源・前内政部長の後任だったが、行政院秘書長の陳威仁氏の就任が決まった。

 行政院国家科学委員会(国科会)を改組し、新たに発足する科技部の初代部長には、予想通り行政院政務委員(科学技術担当)の張善政氏が就任する。

 また、環境資源部の発足を視野に、行政院環境保護署長(環保署)には台湾大学地質学系教授の魏国彦氏が起用された。

 さらに、金融分野で経験が深い行政院政務委員(財経担当)の薛琦氏が退任し、後任に国家安全会議(国安会)副秘書長の鄧振中氏が充てる人事は、金融界にとってサプライズだった。

 その他人事(かっこ内は現職)は、▽行政院秘書長、李四川氏(新北市副市長)▽行政院政務委員(科学技術担当)、蒋丙煌氏(台湾大食品科技研究所特別招へい教授)——。いずれも発令は3月3日付となる。

 江宜樺行政院長は「今回の内閣改造は、主に行政院の組織再編に合わせたもので、内閣全体の運営上の必要を考慮した」と説明した。