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ヒルトンが台湾再参入、16年台中でオープンへ【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年2月27日_記事番号:T00048873

ヒルトンが台湾再参入、16年台中でオープンへ【表】

 ヒルトン・ワールドワイドの中級ホテル、ヒルトン・ガーデン・インが2016年末に台中港周辺でオープンする予定だ。客室数は250室以上、投資額は10億台湾元(約34億円)の計画だ。台中を選んだのは、台中港の発展と中台直航便の商機をにらんだもので、将来は北部進出も視野にあるようだ。27日付経済日報が報じた。

 ヒルトンは26日、不動産開発の海湾国際開発と提携意向書を締結した。李威豪ヒルトン大中華区項目発展高級副総裁は、台湾を訪れる旅行者は年間700万~800万人とシンガポールや韓国の半分、香港の3分の1にすぎず、発展の余地が大きいと指摘。中国人など海外からの観光客によるホテル産業の発展が期待できると語った。

 ヒルトンにとって台湾市場再参入となる。同社は73年に台北駅前に高級ホテルを出店したが、02年に台湾企業との提携関係を打ち切り撤退した。翌年、同ホテルは台北凱撒大飯店(シーザー・パーク台北)に名称を変更した。