ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年2月27日_記事番号:T00048876
中国鋼鉄(CSC)は26日、4〜5月の台湾域内向けオファー価格を平均0.37%引き上げた。1トン当たりの平均上げ幅は▽電気亜鉛めっきコイル、300台湾元(約1,000円)▽熱延製品、100元(製管・裁断業界向け)▽溶融亜鉛めっき、150元▽冷延製品、132元▽棒線、29元──。鋼板、電磁鋼板は据え置いた。27日付工商時報などが報じた。
CSCは、世界の政治経済情勢の改善を受けて台湾の川下メーカーの域内・輸出向け受注は伸びているが、世界経済には不確定要素が依然あり、顧客の競争力を考慮しつつ市況を適度に反映させるために小幅に引き上げたと説明した。
なお、単圧メーカーは熱延製品の価格が依然高水準なことに不快感を示した。CSCが値下げしなければ中国や韓国の低価格亜鉛めっきに勝てず、輸出受注に響くとの理由だ。また、熱延製品で上げ幅が最大だった裁断業界も不満を表明しており、それぞれ優遇措置などを求める考えだ。
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