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中鴻の熱延鋼板の生産、今年は270万トン目標


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年1月10日_記事番号:T00004888

中鴻の熱延鋼板の生産、今年は270万トン目標

 
 中国鋼鉄傘下の中鴻鋼鉄は9日、今年の熱延鋼板の目標生産量を270万トンに決めた。原料のスラブ鋼供給源の和歌山高炉は、毎年同社に180万トンを供給しているが、今年は30万トンを中鋼に提供するため、中鴻は120万トンの原料不足となり、中国やロシア、ブラジルなどに供給源を求める計画だ。10日付工商時報が伝えた。

 和歌山高炉からは比較的低価格で原料調達をできているが、残る120万トンは仕入れ価格が600~611米ドルに上り、赤字が出ることは確実だ。

 同社は今月、熱延鋼板の域内販売価格を1トン当たり2万400台湾元(約6万900円)、約630米ドルに引き上げた。