ニュース 社会 作成日:2014年3月3日_記事番号:T00048889
 苗栗県に住む仲の良い6人兄弟は全員が結婚した後に迎えたある年の春節(旧正月)、1人の兄弟の家に集まって過ごしていた際、ふと話題が「えと」に及んだ。そこで12人全員が異なるえとであることが判明し、図らずも兄弟夫婦で十二支が勢ぞろいしていたことに一同驚きの声を上げた。
6兄弟夫婦の生年とえとを確認してみると、▽長男・蒋芳泉さん(1952年生まれ・たつ)、妻の鄧鳳蘭さん(57年生まれ・とり)▽長女・蒋久子さん(54年生まれ・うま)、夫の徐鑫星さん(55年生まれ・ひつじ)▽次男・蒋芳玉さん(56年生まれ・さる)、妻の江幸珠さん(59年生まれ・いのしし)▽三男・蒋芳雄さん(58年生まれ・いぬ)、妻の劉碧蓮さん(65年生まれ・へび)▽次女・蒋貴梅さん(60年生まれ・ねずみ)、夫の江漢松さん(61年生まれ・うし)▽四男・蒋芳勇さん(62年生まれ・とら)、妻の黄秀玉さん(63年生まれ・うさぎ)──と、確かに1人も重なっていない。
結婚相手をえとで選んだかと思われる見事なそろい方だが、次女の蒋貴梅さんによるとそれぞれの結婚の経緯は、お見合い、友人の紹介、学生時代に知り合ったなどバラバラで全員が違うえととなったのは全くの偶然だそうだ。
「十二支勢ぞろい」の事実を知った兄弟は皆、「天から授かった良縁だ」と考え、その後毎年、春節には1人も欠けることなく集合し、記念写真を撮っているそうだ。
台湾には、その年の年男・年女が日本で言う「厄年」に当たる「犯太歳」と呼ばれる慣習が存在するが、十二支が勢ぞろいしているため、毎年誰かに厄年が巡ってくるということで、春節には「必ずお寺にお参りに行け」という言葉が飛び交うそうだ。
なお、「十二支がぴったりそろうなんてあり得ない」と感嘆する長女・蒋久子さんの息子、徐志勝さんは、「ギネスブックに登録を申請すべき」とおじ・おばたちにアドバイスしている。
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