ニュース 社会 作成日:2014年3月3日_記事番号:T00048891
日本統治時代の1931(昭和6)年に嘉義農林学校(現・国立嘉義大学)野球部が甲子園で準優勝を果たすまでのストーリーを描いた映画「KANO」(馬志翔監督)が27日に公開された。人種の違いを超えて団結し、一球入魂でプレーする選手たちの姿に「感動で涙が出た」と絶賛する声が相次ぎ、興行収入は3日間で5,000万台湾元(約1億7,000万円)を突破した。3日付聯合報などが報じた。
パパイヤを手にした馬監督(左3)ら。今年のナンバーワンヒット映画になるとの呼び声が既に高い(2日=中央社)
3時間以上と長めの作品だが、「ヤフー!奇摩」の映画紹介ページでは「これこそ台湾映画だ」「昨年の日台WBC戦を思い出して熱くなった」「トイレをずっと我慢して見た」といったコメントが続々と寄せられ、1,500人以上の評価で平均4.9点(5点満点)の高い評価となっている。「日本の植民地統治を美化している」との批判の声もちらほら聞かれるが圧倒的に少数だ。
公開4日目の2日には馬監督が選手役の出演者たちと台北市西門町(万華区)の映画館に現れ観客へ感謝を述べるなど「サプライズ」も演出した。映画の笑いどころにもなったパパイアを片手に、嘉農の応援ソング「小鳥さん」を披露するなどしてファンを魅了した。
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