ニュース 電子 作成日:2014年3月3日_記事番号:T00048911
欧州連合(EU)の欧州司法裁判所(一般裁判所)はこのほど、2010年末に台湾と韓国の液晶パネルメーカー6社がカルテルを結んでいたとして、EU競争法(独占禁止法)違反で制裁金が科せられた事件で、群創光電(イノラックス、当時の社名は奇美電子)の制裁金を3億ユーロから2億8,800万ユーロに減額する判決を下した。28日付工商時報が報じた。
10年に判決が下った際、6社の制裁金は合計6億5,000万ユーロだったが、イノラックスは罪を認めず、捜査に非協力的だったなどとして他社よりも高い3億ユーロの支払いが命じられた。このため同社は判決を不満として上訴、今回の判決で一部主張が認められ、制裁金の減額を受けた。
イノラックス広報部は「判決文を受け取った後、弁護士と協議して、さらに上訴するかどうかを決定する」とコメントした。
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