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中台首脳会談、第三地で実現も=海協会幹部


ニュース 政治 作成日:2014年3月4日_記事番号:T00048924

中台首脳会談、第三地で実現も=海協会幹部

 中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の孫亜夫副会長は3日、聯合報の取材に応じ、将来の中台首脳会談について、中台以外の第三地での会談もあり得るとの見方を示した。4日付同紙が伝えた。

 孫副会長は、中国人民政治協商会議(政協)委員を兼任しており、3日に開幕した政協第12期第2回会議に合わせ、北京で取材に応じた。

 孫副会長は「大陸(中国)は両岸(中台)の指導者の会談に一貫してオープンな態度を取っている」と指摘。その上で、会談地点については、1993年の中台窓口機関トップ会談がシンガポールで開かれたように、第三地も含め、中台が協議していくことになるとの認識を示した。

 ただ、孫副会長は「両岸指導者の会談実現には、どんな目的を達成し、どんな問題を解決すべきか、議題についても考える必要がある」とした上で、「もし双方が会うとすれば、単なる握手ではなく両岸関係の発展につながるものあることが望ましい」と指摘した。

 これに関連して、台湾側の王郁琦・行政院大陸委員会(陸委会)は先ごろ、中台双方が参加しているアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場が中台首脳会談に適しているとの認識を示している。