ニュース その他分野 作成日:2014年3月4日_記事番号:T00048927
3日の科技部発足に伴い就任した張善政科技部長は同日、科学園区の現状に関する報告を受け、中部科学工業園区(中科)第4期二林園区(彰化県二林鎮)の開発に関する司法手続きが完了後、中科4期計画の再開を目指す考えを表明した。4日付経済日報が伝えた。
中科4期計画の開発をめぐっては、地盤沈下など環境への懸念から、台北高等行政法院(行政裁判所)が2012年10月に開発許可を取り消す判決を下し、内政部と行政院国家科学委員会(国科会、科技部の前身)が上訴。最高行政法院が今年1月、台北高等行政法院に審理を差し戻す決定を下している。このため、科技部は差し戻し審で中科4期計画の再始動に有利な判決が下されるとみている。
中科では、ハイテク、バイオ業界による進出需要が根強く、特に新竹科学工業園区(竹科)が飽和状態となり、工場拡張ができずにいる台湾積体電路製造(TSMC)が中科進出に積極的だ。
科技部関係者は「TSMCの進出が実現すれば、中科4期を再び電子産業園区へと転換させることができる」と期待を込めた。
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