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保険業の宝島債投資緩和、金管会が決定


ニュース 金融 作成日:2014年3月4日_記事番号:T00048929

保険業の宝島債投資緩和、金管会が決定

 金融監督管理委員会(金管会)は3日、保険業弁理国外投資弁法改正案を決定した。保険業者に外国企業が台湾で発行した人民元建て債権(宝島債)への投資を認めるほか、海外不動産への投資規制を緩和することなどを盛り込んでいる。4日付経済日報が伝えた。

 保険業者はこれまで、台湾企業が発行する宝島債にしか投資できなかった。金管会はまた、保険業による宝島債への投資を海外への投資上限に含めないとする保険法改正案を既に提出している。今後は保険業による投資拡大で、宝島債市場の活性化が期待される。

 このほか、保険会社による海外不動産への投資規制が緩和され、特別目的会社(SPV)方式や信託方式による投資が新たに認められる。同時に、保険会社がSPVなど子会社に融資を行うことも認められ、SPVによる不動産投資が促進される見通しだ。