ニュース 金融 作成日:2014年3月4日_記事番号:T00048932
中国人民元が対米ドルで下落を続けているが、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)はこのほど、人民元定期預金の金利を引き続き最高3.2%に据え置き、期限を設けないことを決定した。各支店に最低預入額や、3.2%を上限に金利決定の裁量権を与えて預金額増加を狙い、人民元預金の取り扱いで業界首位を維持したい考えだ。4日付経済日報が報じた。
兆豊銀は春節(旧正月)前を期限に預入額10万人民元(約165万円)以上の場合、3、6、9、12カ月定期で年利を3.2%とするプランを展開していたが、現在も一部の支店で5万~6万人民元の預け入れに対し3%の高金利を適用するなど、利益を計上できることを前提に支店の個別判断で預金プランを決定している。
なお兆豊銀は、人民元預金の高金利プランがけん引し、1月の個人による外貨預金口座の新規開設が約6,500件に上った。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722