ニュース 電子 作成日:2014年3月4日_記事番号:T00048939
スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)が3日発表した2月の連結売上高は前月比25.29%減、前年同月比36.45%減の72億2,500万台湾元(約240億円)となり、7年来で最低を記録した。同社の予測通り春節(旧正月)の営業日減少が響き、5年ぶりに100億元を下回った1月からさらに売上高を減らした。4日付工商時報が報じた。
HTCの1〜2月の売上高は計168億9,600万元となり、2011年同期の約25%まで縮小している。
同社は当初第1四半期通期の売上高を340億〜360億元と予測しており、3月は171億元以上の売上高が必要となる。新製品のハイエンド旗艦機種「M8」やロー〜ミドルエンドの「HTC Desire 816」、「HTC Desire 310」をそれぞれ3月にも販売する見通しで、同月の増収につながる好材料はある。
ただ、HTCは中国でのブランド知名度や人気が右肩下がりな他、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)や酷派(クールパッド)といった地場ブランドも同時期に「Desire 816」よりハイスペックで低価格な新製品を投入する予定のため、同社の3月売上高は楽観視できない状況だ。
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