ニュース 家電 作成日:2014年3月4日_記事番号:T00048940
金仁宝集団傘下の金宝電子工業(キンポ・エレクトロニクス)の沈軾栄総経理は3日、3D(3次元)プリンター市場は今後3年間、前年比2倍の成長が続くとの見通しを示した。また、家庭用製品の普及が進み、販売台数は2〜3年後には爆発的に伸びるとも予測した。4日付蘋果日報などが報じた。
沈総経理は「スマートフォンやタブレット型PCなどの電子製品は2倍成長など無理な話だが、3Dプリンターならできる」と将来性を強調した(3日=中央社)
沈総経理はさらに「機械やモジュール製作でノウハウに長ける台湾企業も、金属3Dプリンターの分野で成長できる」とも語った。
沈総経理によると、金仁宝集団が昨年発表した自社ブランド「XYZプリンティング」の家庭用3Dプリンター第1号商品「da Vinci(ダビンチ)1.0」は台湾市場では2月初めに、中国と日本へも2月末に出荷を開始し、3月上旬には米国へ出荷する予定だ。また、今年は4〜5種の新製品も投入する予定で、3年以内に100万台の出荷を目標にしている。
なお工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は3Dプリンターの世界出荷台数が今年は9万9,000台に達し、来年は50万台、2018年には600万台へと約60倍に増えると予測している。
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