ニュース 電子 作成日:2014年3月4日_記事番号:T00048946
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)はアップルの次世代プロセッサー「A8」を生産する20ナノメートル製造プロセスの良品率が50%まで向上しており、今夏発売とみられる次世代iPhone向けに第2四半期から生産が拡大する見通しだ。4日付蘋果日報が報じた。
市場では20ナノプロセスについて、TSMCの良品率が向上し続ける一方、サムスン電子は量産体制になく、TSMCの独壇場になると予測されている。TSMCは、特定の顧客や良品率についてはコメントしないが、20ナノプロセスは順調で今年は期待できるとの見方を示した。
またJPモルガン・チェースによると、TSMCは16ナノ立体構造トランジスタ(FinFET)プロセスも順調だ。アルテラは当初インテルの14ナノFinFETプロセスを選んだが、今年末まで遅延する可能性が出てきたため、TSMCへの委託を検討している。もしTSMCがアルテラの受注を取り戻せれば、サムスンやグローバル・ファウンドリーズ(GF)の14ナノFinFETプロセスに対抗する上でも自信を深める材料となりそうだ。
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