ニュース 金融 作成日:2014年3月5日_記事番号:T00048961
ロシアの軍事介入方針でウクライナ情勢が緊迫化する中、金融監督管理委員会(金管会)は4日、台湾の金融機関に対ウクライナの直接投資はないが、対ロシアのエクスポージャーは合計1,437億台湾元(約4,800億円)に上ると統計を示した。5日付工商時報が報じた。
金管会はたとえ戦争でカントリーリスクが引き上げられても、既存の投資の即時引き揚げを求めることはないと指摘した(5日=中央社)
金管会の統計によると、銀行の対ロシア与信は258億元、直接投資は89億元、生命保険会社の投資は1,090億元。
金管会の林棟樑主任秘書は、銀行も生保も対ロシアエクスポージャーは金融資産全体の1%に満たず、影響は大きくないと指摘した。証券会社は対ウクライナ、ロシアともに直接投資はない。個人の投資については、現時点で統計の対象としていない。
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